【世界一周】社会主義国家キューバ旅行 首都ハバナから田舎のグアンタナモまで行ってみた《兌換←読めますか?》
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こんばんは、けんたろうです
2018年5月のGWのタイミングでキューバに行ってきました
タイトルに書いてある漢字は
兌換「だかん」と読みます
意味は、取り換える、引き換える事。だそうです
というわけで
初めてキューバに行って、町や人の雰囲気、お金や宿等についてまとめてみました
今回は1週間の滞在
偶然、都合があったので日本人の友人と現地で合流しての観光です
- 入国
今回はメキシコのカンクンから入国しました
カンクンの空港でスタッフからツーリストカードを貰いました
値段は約2500円
記入してくれて、チェックインカウンターまで連れて行ってくれたので、あまりに親切すぎて騙されているかと勘違いしました
- 空港
キューバに到着してバゲッジクレームにて荷物を無くしました
メインのバックパックとスケートボードを別で預けていて、今回はスケートボードだけ見当たらず、ロストバゲッジのカウンターに行ったら、かなり雑な対応をされて、キューバの第一印象としては最悪でした
到着日に空港内で日本人の友人と合流する約束だったので、数時間空港に居ましたが飲食やお土産等がかなり少ないです
カフェも何件かありましたが、あるのはサンドイッチ、コーヒー、それと缶ジュースとビールくらいで、しかもどの店舗も同じものしか置いてありませんでした
もう一つ気になったのは女性職員の服装
スタイルが良い人が多く、やたらとセクシーでタイツに柄が入っていたりしていて見慣れない光景でした(写真はないです、あしからず)
- 物価
キューバは通貨が2種類存在し、外人用とキューバ人用があります
外国人用の通貨CUC
1CUCで約110円
首都ハバナの観光地でお洒落な飲食店などでは日本よりは少し安いかな?というくらいです
全体的にもの凄く高いわけではないですが、安くはない印象
タクシーも市内で5㎞くらい使って1000円ほどでした
レンタカーが非常に高くてヒュンダイのセダンを1週間借りて約14万円
外国人しか使わない様なサービスは設定が高いようです
キューバのラム、ハバナクラブ3年、750mlが約500円で安いのは目につきました
- 通貨
少し触れましたが通貨が2種類あるので混乱します
兌換ペソとペソクバノ、キューバの2つの通貨を使いこなすコツ | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
キューバに行くなら、ざっくりとでもいいので下調べしておくことをおススメします
外国人用兌換ペソ(CUC)とキューバ人用のペソクバノ(CUP)の見分け方は
peso convertibales
と書いてあるかどうかなので見分けは簡単です
お店によっては2つの値段が書いてあります
ローカルな店ではCUPしか表記が無い場合もあるので、レートで計算すればCUCかCUPかおおよそ分かります
- ネット環境
ネット環境が乏しいので、ネット環境のストレスから解放されます
高級なホテルなどではWIFIがあるようです
また大きな公園には公共WIFIがあります。WIFIを使用するには専用カードを買う必要があります。そのカードにIDとパスワードが書いてあり、カード1枚につき1時間、ネットに繋ぐことができます
カードの買い方はETECSAというお店が買うか、公園でも直接買えます
公園で買う時は、公園内にカードを売っている人間が必ずいるので、周囲の人に聞けば分かります
でも見た目では分からないので、人に聞いてください。なんとかなります。
値段はお店だと約100円、それ以外で買うと約200円だそうです。
- 人柄
基本的に明るくて優しい人が多い印象でした
家族や友達を大切にしていて、食べ物や飲み物を沢山勧められました
音楽やダンスが好きなようで、町を歩いていると民家から大音量の音楽があちこちから聞こえてきます
キューバ人はダンス上手な人が多いようで、キューバ人という事がブランド的な価値があるそうです
男性も女性もスタイルが良い人が多かったです
ラテンの国なので割とあからさまにアピールしている様な服装が目につきます
血縁関係に関してはかなり複雑でした
兄弟は沢山いても、腹違いだったりすることは当たり前のようです
しかし、その様な状況でもネガティブな考えは特に持っていないようでした
- 治安
割と安全です。外国との物流が極端に少ないこともあって、銃やドラッグなどは入ってこない。とキューバ人に説明されました
ただ日本の様に安全。ということもないので最低限の注意は必要です
- 宿
観光地ならホテルは沢山ありますが、節約したいなら「カサ・パティクラール」という宿泊施設が利用可能
カサ・パティクラールのマークをある家に直接交渉するそうです
値段は1泊2000円前後とのこと
朝食等も別途で追加もできるようです。とにかく要交渉
今回、僕は使うタイミングはありませんでしたが、ハバナでも宿のマークはちらほら見かけました
- 感想
なにからなにまで不思議な国でした
走っている車もオールドカーが多く、建物も老朽化したものもあり、ネットも使いにくい環境なのでタイムスリップしたような気分で過ごしていました
キューバの第一印象としては物がない
空港しかり、小さい商店しかりモノに溢れているということはありませんでした
何処に行っても同じ物しか置いてないようでした
街にはお店の看板がほとんどありません
観光地の中心はともかく、繁華街を少し離れるとお店の看板がないので近づかないとお店があるのかどうかも分かりません
今回ハバナから東側のグアンタナモという街まで行きましたが、そこは半分自給自足のような生活でした
ライフラインの水は通っていますが、家に水道は通っておらず、シャワーがないので汲んだ水を浴びるような感じで体を洗います
ガスもないので、料理は毎日火を起こしていました
大きなマンゴーの木があり、しばしばマンゴーが落ちてくるのでソレを拾って食べます。甘くてとても美味しかったです。
都会から離れていくと、馬がメインの交通手段のエリアもありました
馬で引っ張る乗り合いタクシーをよく見かけました
ネット環境も無く、ただひたすらお喋りしているような光景が毎日続いていました
ただ数カ月、全く仕事をしないと逮捕されるらしく、みんな何かしらは仕事をしているそうです
世界中どこにいってもモノと情報に溢れかえっているのでキューバでの生活はなんとも不思議な感覚でした
よくいう話かもしれませんが、ド田舎生活と都会の生活はどっちが幸せなのかなみたいな話になります
キューバに関してあまり上手くまとめられませんが、社会主義のせいか今まで見てきた国とは全く違う印象を受けます
アメリカとの国交が2015年に回復して、キューバが変わっていって僕らのイメージのオールドカーが走っている様な光景が見れなくなるという話をちらほら聞きますが、今ならまだまだ間に合います
難しいことは分からないので説明なんて出来ませんが、キューバという国は非常に興味深い国でした
以上‼